愛犬の椎間板ヘルニア治療に必要な主な検査や手術、入院にかかる費用の内訳を簡単にですがまとめました。
※初診料や再診料、診察料は別
血液検査 | 血液一般検査(CBC) | 2,000円前後 | 全身の状態を調べるため |
生化学検査 (1項目につき) |
500円程度 |
より詳しい状態を知るため 1項目ごとに加算 何項目かでセットになっている場合も多い |
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採血料 | 1,000円程度 | ||
成分が数値化されるので説明を聞いていても非常に分かりやすいです。 組み合わせての検査になるので、意外と高額になります。 また、病院により検査項目も変わってきます。 |
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画像検査 | レントゲン検査 | 3,000円前後 |
X線を使用 2枚目以降も同額 (1枚目は高額設定で2枚目以降格安設定の病院も) 脊髄や椎間板は写りません |
脊髄造影検査 | 20,000円前後 |
別途麻酔料・造影剤料が必要 普通のレントゲンでは写らない脊髄や椎間板を撮影する 造影剤の注入がとても難しく難易度が高い |
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CT検査 | 35,000円前後 |
X線を使用 別途麻酔料が必要 事前に血液検査が必要 |
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MRI検査 | 50,000円前後 |
磁気・電波を使用 別途麻酔料が必要 事前に血液検査が必要 |
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外科治療 | PLDD | 30,000円前後 |
経皮的レ-ザ-椎間板減圧術 (椎間板の中央にレーザーを照射) 大きな傷をつくらない方法 1照射につき |
片側椎弓切除術 | 100,000円前後 |
胸腰部椎間板ヘルニアの場合に多い手術方法 脊椎の一部を削り、痛みの原因の椎間板物質を取り除きます |
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椎弓切除術 | 100,000円前後 |
胸腰部椎間板ヘルニアの場合に多い手術方法 脊椎の一部を削り、痛みの原因の椎間板物質を取り除きます |
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ベントラルスロット | 100,000円前後 |
頸部椎間板ヘルニアの場合に多い手術方法 脊椎の一部を削り、痛みの原因の椎間板物質を取り除きます |
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麻酔 (1時間につき) |
8,000円前後 | 体重により変わる | |
入院 | 4,000円前後 |
1泊につき 体重により変わる |
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場合により注射代や点滴代も加わってきます。 注射や点滴の1回の料金は1,000円〜3,000円程度と割と小額ですが、1回では終わらないので少し嵩んできます。 |
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内服薬 | 1日につき | 200円〜1,000円前後 |
状態により変わる 入院中、退院後にも発生します |
ネッカー | 2,500円前後 |
持っているなら持参で 何も言わないと勝手につけられてしまう場合も |
※王子を基準(〜8kg/小型犬)に調べています。
また、体重によっても変わってきます。実際に掛かる病院でご確認くださいね。
こちらの記事にも詳しく書いています。
こちらのページは1,300名以上の動物病院に関するアンケートの集計結果で、大変参考になると思います。
→ 家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度)
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