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後遺症 椎間板ヘルニア

今回の椎間板ヘルニアで愛犬に残った後遺症

椎間板ヘルニアの手術から2ヶ月ほどが経過したころのことです。

手術の約1ヶ月後くらいで、順調に回復をしていってはいるものの前回の手術よりも回復具合(度合い?)が遅い気がするなあ、と感じていました。

それからさらにひと月ほどが経ち、新たに気がついたことです。

2014年10月 どこからか下僕の服を引っぱりだしてきて…
ほっかむりになっていました(*´艸`*)

 

回復してきていること、変化がないこと

順調に回復してきているなあ、と感じる、いちばんのことは歩行です。

スムーズに、とまではいきませんが、王子が「立ちたい」と思ったときに立ち上がって、

おしりではなく自分の足で行きたい場所に行くことができるようになってきています!

 

椎間板ヘルニアの診断を受けてから、長い間歩けていなかったので足の筋肉がさらに痩せてしまいました。

そのせいもあり、歩き方は安定感があまりなく、ふらついていて、危なっかしくてとても心配なのですが本人はまったく気にしていないようです(^^;)

思い立ったときに好きなように移動して、わりと満足しているように見えます。

 

大好きなお散歩は、主に抱っこ、ときどき、匂い嗅ぎで着地、それから自分の足で少し歩く、といった感じなのですが、表情はイキイキとしているので楽しめているようです♪

 

体もだんだんと上手に掻けるようになってきていますが、「掻いて」のおねだりのほうが上手になってきています(笑)

とっても愛くるしいので、思いっきり甘やかしてしまいます(*´艸`*)

 

そして、やっぱり変化がないなあ、と思っているのは、おしっこ、うんちのことです。

1度目の手術以降、

「おしっこしたい」

「うんちしたい」

と感じることができなくなり、そのまま回復していません。

膀こう洗浄も変わらずに通院継続中です。

まき散らされるおしっこの対策

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この点については、1度目の手術から1年ほどがたったころには、

排泄の感覚が戻ってくることは半分あきらめていて、

椎間板ヘルニアによる王子に残った後遺症として受け止めていたので、

運がよければ、いつか何か進歩があるかなあ、あるといいなあ、くらいの気持ちでいます。

 

今回の椎間板ヘルニアの後遺症…?と感じること

それから、今回の椎間板ヘルニアの治療後の、ちょっとおかしいな、と思ったこと。

王子が自分の足で歩くようになってきて気づいた、もしかして後遺症かな…、と下僕がショックを受けていることです。

 

それが、しっぽを振らなくなったことです。

 

わんちゃんの感情があらわれる、かわいく、勇ましい、しっぽ。

嬉しいとき、怖いとき、怒っているときなど…。

どんなときでも、しっぽで自分の気持ちを伝えてくれていました。

若かりしころの、ベランダ探検中のしっぽ

 

1度目と同様に、今回も、退院してからもしばらくは、おしりを引きずって移動していることもあって、

しっぽの動きはとても確認しづらく、

さらに、また歩けるようになるのか、ということが最優先で、しっぽまでは気がまわっていませんでした。

 

王子が自分の足で歩くようになって、あれ、そういえば動いてないぞ…、と思ったのがキッカケです。

それから、しっぽの状態もよく見るようにしていましたが、

おしっこのときはちょっと水平になったり、

うんちのときは軽く弧を描いたり、

体のバランスをとるためにわずかに動くことはありますが、

感情をあらわすために動くことはなくなりました。

 

椎間板ヘルニアの診断を受ける前日までは確かにフリフリしていたはずなんです。

 

後遺症の原因としては、

  • 脊髄のダメージの具合
  • 神経が圧迫されていた時間

にもよるけれど、後遺症の出る、出ないは個体差も大きいですよ、と、

1度目の手術のときから説明を受けていて、それを理解をしたつもりでいましたし、

排泄の後遺症については、ある程度の時間は必要でしたが、自分がその分お世話をすればいいんだし、とそんなに抵抗もなくすんなりと受け入れられたと思っていました。

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けれど、勝手なものだと自分でも思いますが、

いざ、しっぽがふれないという、愛犬のわんちゃんらしく かわいらしいところが「できなくなってしまった」ことを目の当たりにすると、どうして王子が…、と思ってしまいました。

 

今回は手術への決断も早かったのになぜ後遺症が…?

グレード1から3へと悪化するのが早かったから…?

と、膀こう洗浄のときに先生に尋ねてみたのですが、先生を困らせてしまっただけでした(。ノω\。)

先生

椎間板ヘルニアというものは神経を圧迫する病気であり、ある程度の後遺症は仕方のないことです。

王子くんはいまとても元気で歩けているし、それで十分なのでは?

これが先生の見解でした。

 

獣医師と飼い主という愛犬に対する感情の違いもあるのかと思いますが、

(けっして先生に思いがないということではなく、逆にとてもよくしてくれています)

たしかに先生の言うとおり、王子はとても元気です。

自分で歩けるようになって、ごはんもモリモリと食べています。

 

家に帰ってからも、先生の言葉を思い返しては王子を見つめて、ということを繰り返し、

そうか、王子のいつもの生活はなんにも変わってない、これでいいんだ、とようやく思うことができました。

 

スパッと感情を割り切るのは、やっぱり難しいなあ、と思いますし、

動かないしっぽをみると、たまに悲しいような さみしい気持ちになりますが、

王子は1日のほとんどをゴキゲンで過ごしています。

王子が元気で幸せに過ごしてくれているのなら、それは下僕にとっても とても幸せなことなんだな、と感じています(* ˘◡˘ *)

王子さまのゆる~い日々

王子さまの のんびり ゆるゆるな日々のマンガです。