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初期症状 椎間板ヘルニア 治療 費用

突然やってきた…忘れていた1度目のヘルニア診断

 

2度目のヘルニア診断の時のことです。

先生が、お茶でも飲みますか、というくらいのトーンでさらりとおっしゃいました。

 

先生
おそらく椎間板ヘルニアの再発でしょう。

グレード1〜2だと思いますので前に出した薬で様子を見ましょう。

 

……?

再発…?

前に出した、薬…?

 

再びヘルニア診断されるその日が来るまで、阿呆な下僕はすっかり忘れていたんです…。

王子さまが以前にヘルニアの診断をされていたことを!

 

そしてゆっくりとその時の記憶が蘇ってきます。

同時に、忘れていたという罪悪感も襲ってきました。

 

その1度目の診断をされた時に床で滑らないように敷物を敷くなどの、

しっかりとした対策をとってあげていれば、

2度目は”なかった”ということはないかもしれないですが椎間板ヘルニアの再発を遅らせることは出来たのではないか、と後悔しています。

 

1度目の椎間板ヘルニア診断の時のこと

うちの王子さまは、とても丈夫でとっても健康です。

今まで病院にお世話になったことは数える程度でした。

 

なので下僕は犬の病気に対する知識の必要性を特に感じることもなく、

あまり勉強もせずにのうのうと王子さまと暮らしていました。

 

『王子は丈夫で健康だから病気とは無縁』

その思い込みが突然崩れることに。

 

2014年12月半ば 王子8歳6ヶ月

いつも、ご飯前はソワソワして下僕の周りをうろちょろするのですが、

その日はこちらを気にしている様子はありつつも、うろちょろはしませんでした。

 

その時は「そんな気分なのかなあ」と気にも止めずにいました。

ところがご飯を出しても少し口を付けただけで食べません。

いつもはご飯を出したら一瞬で平らげるのに、です。

 

「…王子が変だ」

「そろそろいい歳になってきたし、寒い時期だから調子が悪いのかな?」

 

そう思ったのですが食欲がないことがとても気になっておそるおそる病院へ連れて行きました。

王子は今までどんな時でも食欲が落ちることはなかったからです。

「なにか重大な病気だったらどうしよう」

待合室で待っている間も不安しかなかったことを覚えています。

 

診察室に入ってからは流れ作業のようにスムーズにすすんでいきました。

体重と体温の測定から、聴診視診

それから触診です。

先生が両手で王子の体を両側から包み込むようにして、背骨に沿ってグッグッと強めに押していき王子の体が痛みでビクッとする場所を特定していきます。

痛みの反応があった場所を確認して、先生は少し険しい顔になりました。

 

先生
このあたりのようですね、ちょっとレントゲン撮影してみましょう。

しばらく待合でお待ちください。

返事をする間もなく、先生は無駄のない動きで王子を連れて診察室を出て行きました。

 

レントゲンて時間かかるんじゃ?と思ったのですが、実際に待った時間は10〜20分くらい。

しかも見せてもらった画像は、想像と違ってPC画面でした。

(バックライトのホワイトボードみたいなのにフィルム、という感じを想像してたので、衝撃を受けました(^^;))

 

先生
ごく軽い椎間板ヘルニアですね。

薬での治療だけで大丈夫でしょう。

診察開始から診断まで何もかもが、あっと言う間でした。

 

治療内容と費用

幸いにもグレード1と診断され、検査は触診とレントゲン検査のみ

治療としては、

関節の注射を1本、内服薬を約2ヶ月、1ヶ月のケージレストという程度で済みました。

(内服薬:痛み止め、血流増加の薬、胃薬、ビタミン剤)

 

数回の通院で再診料など全て含めて、この時の治療費は23,000円くらいでした。

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ケージレスト中の王子さまの様子

大きめのサークルだったので、動けないように片側半分にダンボール詰めることにしました。

 

 

 

出してください

ぼくは元気です

お外を歩きたいんです

 

少し元気になってくると、

鼻を鳴らしたり、

吠えたり、

うなってみたり、と

あらゆる手段を駆使して一生懸命「出して」アピールをしてきます。

(王子さまは2週間を過ぎた頃くらいから大変うるさかったです)

それでも出してあげることは出来ません。

 

ピッタリ王子サイズの箱があったので、それに毛布を入れて、

大好きなひなたぼっこをさせてあげようと思ったのですが…大きなお世話だった様子です。

 

ぽかぽかだけど…

気持ちいいけど…

 

ここから出してください…

(ケージレスト4週目くらいに箱に入れて出してみましたが気に入らなかった模様…)

大好きなひなたぼっこだったけど、それよりも自分で歩きたくて仕方なかったようです。

箱から出たがるので、すぐにケージに戻しました。

 

1度目の椎間板ヘルニアの診断時は反省点ばかり…

1度目はメモも取っておらず、王子の様子と治療内容など記憶が曖昧なところが多いのですが、

検査も治療も割と簡単に済み、費用もそれほどかからず、

なにより王子自身がそれほど辛そうでなく、後遺症も残らなかったことで記憶が薄かったんだろうと思います。

 

健康だからといって何もしなくていいワケではないのですよね。

 

お迎えをする前から、その犬種について、

どんな環境で進化してきた犬種なのか

どんな病気になる可能性が高いのか

どんな事が得意で、どんな事が苦手なのか

など、必要最低限なことは事前にきちんと調べておくことが大切だったなと反省しています。

王子さまのゆる~い日々

王子さまの のんびり ゆるゆるな日々のマンガです。